世界観

ここは未来。
問題を抱え過ぎた地上が滅び行く世界。
人類を滅ぼすために動く会社が一つ。
その会社に反抗する組織が一つ。
その会社の作戦を研究する組織が一つ。
人類を滅ぼすために作られたのが『ドール』という。
『ドール』は死んだ人間の身体を未来技術で加工し、死んだ人間の魂を勧誘して入れる。
そうすると『ドール』は動き出す。
『ドール』は好きな事を好きなだけ。食事も睡眠もただの娯楽。
生活に欠かせないのは防腐剤を塗って関節に油を差すこと。
たったそれだけ。
さて、ではどうやって『ドール』で世界を滅ぼすのか。
終了した『ドール』に入った魂を栄養に花を咲かせる。
その『花』の香りは人を誘惑させるもので、そのまま釣られた人間を『ドール』にする。
その『ドール』が終了したら、『ドール』が腐り落ちるまで『温室』に保存する。
『ドール』が腐り落ちて『花』が咲いたら街に植えて人を釣る。
繰り返したら、人間はいつかいなくなる。

どう抗うのか?
『ドール』を非公式なやりかたで終了させて、魂を輪廻転生の輪へ送り出す。
そうするとまた人間が生まれる。
正式な『ドール』の終了が少なければ少ないほど、人間は増えていく。

何を研究しているのか?
『ドール』はわからないことが多い。
どうしても気になったことは無いか?
『ドール』がその対象になっただけ。
たったそれだけです。